ダミアン君に恋してる

悪魔の棲む家・最終章/ザ・ポルターガイストのダミアン君に恋してるのレビュー・感想・評価

4.1
『悪魔の棲む家』シリーズ第7弾*☆

原題:Amityville Dollhouse

本シリーズを追いかけて幾月かが経ち、遂に7作目までたどり着いた!最終章…ここで一端区切りなのかな。

今作は、邪悪なパワー宿るドールハウスが少女を操り家族の命を狙うという設定。

アミティヴィルハウスが可愛いミニチュアハウスに!?夢心にどうしたって興奮!いいな~私もあれ欲しい~♪

「家」が一番の主役とも言えるこのシリーズ。ここでドールハウスのアイディアを使ってくるとはナイス!!そこで発見するブードゥー人形の呪いと屋根裏部屋の秘密は、ファンタジックな展開を迎えるクライマックスへと導いてくれる重要なもの。

パパがおかしくなる設定も少し捻りが効いていた。今回は珍しく再婚家族が登場。死んだはずの"元旦那"がゾンビの風貌で現れる。パパvsパパのおいしい両者対決が見れるってわけ!!

地獄の炎
聖なる炎

「火」をシンボルとして描いてるのも良い。勝手に着火してしまう暖炉から目を離せないのは怖かった。

本シリーズお決まりの歪んだ性衝動のパート、母親が義理の息子に発情するのはちょっとドキドキした。ここは妄想だけに留まらずもっと行きすぎちゃっても良かったのになぁ…残念。

今作はさほどパンチがあるわけでは無かったけれど、それでも良く頑張ってくれたと思う!家族の絆ENDは何度観ても良いものだね。

作品ごとの個性でいっぱい楽しませてくれた本シリーズ。私のオカルト好き心に全力で答えてくれて本当に嬉しく思う。これからも自信を持って大好きだと言える作品。

手元にある『悪魔の棲む家』シリーズのVHS全部 観終わっちゃって寂しいなぁ。

ここまでの結果、2作目が一番好みだった♡

次回からはどこまで鑑賞して行けるか分からないけど、やれるとこまでシリーズ追い続けてみよう♪