１９８７年民主化運動と軍部との対立が激化していたニカラグア。
謎の武装集団に襲われ仲間を惨殺され、自身も酷い拷問を受け命からがら逃げ出したという暗い過去を持つスティーブン。
時は流れ１９９３年。今もなお過去のトラウマに悩まされ、日常生活さえままならない状態の中、一歩を踏み出すためマヤ社という会社で働き始める。
しかしその仕事の最中、かつて自分を拷問し仲間を殺害した憎い仇敵と思われる不審な人物ペレスと出会う。
過去の事件の真実を追究するべく、スティーブンは独自にペレスを調べ始めるのだった。

タイトルを見てこれは銃弾飛び交うハードなリベンジアクションだなと思い、飛びつきましたが期待を大きく裏切られました…。
全体的にB級映画らしく低予算で製作されたようですが、それを感じさせないようにするつもりもなく低予算が丸出しです…。
アクションシーンも爆発などはあまりなく、肉体系アクション重視になってます。

銃撃戦も数が少なく一番盛り上がるはずの敵の本拠地のマヤ社への潜入もスゴイ大きい会社のはずのマヤ社がちゃちい倉庫だったり、どっかの廃墟を借りて撮ったらしく安っぽいです…。
主役の俳優さんはまあまあでしたが、ヒロインの女優がさん演技は上手くもなく華もなくで残念極まりない…。

音楽も安っぽくて合っていませんでした…。
主人公も強いんだか弱いんだか、頭が良いんだか悪いんだかよくわかりません…。自暴自棄になってるのは分かるものの、全てにおいて無謀すぎるんでね…。もうちょっと慎重に行動するべき。

ストーリーはほとんど平坦なので途中で飽きるかも知れません。
話や演出どうこうよりも映画として形になっていなかったです…。