ニースについての鮭茶漬けのレビュー・感想・評価

ジャン・ヴィゴの初短編
流石に頭空っぽのブルジョワを映すに徹するわけではなかった。笑
金持ち避暑客と貧困に喘ぐ現地民とを対比させる風刺心は、まちを映す記録映画としてのけじめでありながらジャン・ヴィゴの(のちに開花する)個性の現れだと言われるみたい。金持ちのお祭り騒ぎを映す演出もそうですかね。4作を同じ日に見たのでそれは実感できる。

労働階級の女性たちはこの後も一生ああやって踊り続けるんだろう、、(そしてあの映像の中に監督が仮装して映っていたことを知る)