【パパを殴るな】
「ドクター」と名乗る爆弾テロ犯に妻子を奪われた主人公が数年後に復讐するカンフーアクション。
ジェット・リーがまだリー・リンチェイで活動していた時の作品。彼のアクションを堪能出来るが、彼の作風といえば結構真面目な印象が強い中で本作は、ジャッキー・チュンのおかけでコメディ色も混ざっているので、観やすさは抜群。
むしろ主人公、ジェット・リーじゃなくてジャッキー・チュンだったんじゃない?というくらいのはっちゃけ振り。
いや、これ面白いのがブルース・リーの役っぽい奴でありながら、劇中のキャラクターは絶対にジャッキー・チェンという。
はい、正直この映画はジャッキー・チュンがMVPです。
〈ネタバレ〉
ラストシーンでドクターと公衆電話で話すシーンがあるんだけど、ジェットリーが「刺した剣に蛇の毒を塗った」とネタバラシした直後に映るドクターの顔が急に毒され過ぎて笑うから観てほしい(笑)