つるみんさんの映画レビュー・感想・評価

つるみん

つるみん

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.7

安定のガイ・リッチー × ジェイソン・ステイサムのタッグ。しかし本作、脚本にはガイ・リッチーは関わっていない。つまり彼特有のスクリプトトリックはなく、むしろスタイリッシュで王道なスパイアクションとして>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

ゲーマーからレーサーへ。
下から這い上がる系の圧倒的スポ根。そしてアツい師弟関係に涙してしまう。

このゲームもやった事ないし、本作自体にあまり興味が湧かなかったが、自分が通ってた映画学校の先輩が久し
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ゲットハード Get Hard(2015年製作の映画)

3.5

刑務所で虐められない為に、今から鍛えようとするコメディ。

格差や人種差別、下ネタで笑いをとるならコイツらしか居ねえと言わんばかりのウィル・フェレルとケヴィン・ハート。100分間、2人の漫才を見せてく
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人気名探偵には必ず〝亡霊〟との闘いを迫られる。
超現実主義者で、目に見える証拠しか信じないポアロが心揺れるまで迫られたトリック。

今回はずっと暗い館が舞台だったので画的に飽きがきてしまう所をなんとか
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BlackBerry(原題)(2023年製作の映画)

4.0

かつて一世を風靡した元祖スマートフォンであるブラックベリー。その栄枯盛衰を描くとともに、衝撃的なデビューを果たしたiPhoneの到来による熾烈なテクノロジー開発争いの当時の熱気を交えて描かれる実話。>>続きを読む

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.3

ジェイソンステイサムとウージンがコンビを組んだのは激アツだったが、サメとかタコとか抜きのガチガチハードボイルドアクションを観たいと思ってしまったよ。

これは『メガシャークvsジャイアントオクトパス』
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

やっぱりマッコールさんは最強だった。

圧倒的強者感を見せつけるOPはシリーズ史上一番血生臭く、バイオレンスさと不穏な雰囲気でタイトルに入る。今までとは違う何かが始まる感があって堪らなかった。

結果
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スラムドッグス(2023年製作の映画)

3.7

DV飼い主のチ◯コを引きちぎろうと復讐劇を企てるワンちゃんたちの話。

最高にバカでめちゃくちゃ楽しめた!
犬好きは必見だし、下ネタ好きなら尚更。

なんだろう、いちいち爆イケな音楽が流れるスローシー
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Talk to Me(原題)(2022年製作の映画)

3.8

北米で何かと話題のA24配給のホラー作品。
はっきり言って予想付く展開ではあったものの、非常に〝映画〟としての纏まりが良く、個人的には久しぶりに満足のいくホラー映画だった。

北米ではBlu-rayを
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Blue Beetle(原題)(2023年製作の映画)

3.7

1歩間違えば、未体験ゾーンで上映しそうなビジュと設定だったが、アクションの質の高さとテンポの良さ、笑いどころの多さによりgoodなポップコーンムービーだった。

日本で流行った〇〇ネタもあったし、カブ
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Oppenheimer(原題)(2023年製作の映画)

3.8

〝原爆の父〟という名は名誉であり不名誉な称号。アメリカを救ったと同時に地球を破壊させる兵器を作ってしまい多くの命を奪った罪悪感に駆られる。

我々日本人は落とされた側の歴史や背景を義務教育として学ぶが
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バービー(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

北米公開日の7/21に観に行ったが、満席。しかもピンクの服を着てる人が大半。こっちでのプロモーションは確かに凄かったが、バービーの海外人気を改めて知った。

ただ作品は思っていたのとは違ってあまり好み
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ドリーム 狙え、人生逆転ゴール!(2023年製作の映画)

3.7

ホームレスを集めたサッカーチームの実話。
やはり感情移入してしまうチーム作りに関してはイ・ビョンホン監督の右に出る者はいないか。今回も『エクストリーム・ジョブ』同様、チームのメンバーが好きになる、そん
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

【善悪の概念】

基本的には1996年『ミッションインポッシブル 』の小ネタが多くあり、特に鍵を手で隠すマジックはディスクを隠すシーンのオマージュであり、列車でのシーンなども象徴的だが、私が個人的によ
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.7

炎の動きや特性を掴み、それをエンタメ的描写にするのは流石ピクサーだなと思った。

ストーリーに関しては、多少難癖をつけたい部分はあるが、90分という短尺では、あそこまでが限界か…といったところ。展開的
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カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

3.8

『マイ・エレメント』の同時上映短編。

カール爺さんと愛犬ダグの噛み合わない漫才に微笑み、too muchなカール爺さんの愛情に爆笑し、最後はホッコリさせてくる。

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

正尚のスリーランと村上の決勝打と大谷のグローブ投げは一生見れる。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

〈感想動画〉
https://youtu.be/DldG_4_pMbE

インディ・ジョーンズの集大成であり、ハリソン・フォードの集大成のようにも感じる一作だった。

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作で見せた車内インアウトカメラワークには驚いたが、今作のワンカット風アクションはそれを超える驚き。体感30分くらい繰り広げられる様々なアクションは圧巻の一言。

『3』も製作される事が決定したらしく
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.5

ドラマ版を観ていたので鑑賞。

正直ドラマの2時間スペシャルでも良いような内容と制作費のかけ方だが、相変わらずストーリーは面白いので観れてしまう。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

【過去の悲しみがあるから今の自分がある】

〈感想動画〉
https://youtu.be/rOHntu17h-0

本来ある大衆ヒーロー映画に加え、最近流行りのマルチバースを利用した、まさにお手本の
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

【Sacrifice】

またロボット人間のクソみたいな絆に泣かされた。やっぱり自分は『トランスフォーマー』に対して何か琴線に触れるものがあるのかもしれない。

『バンブルビー』は置いといて、本作が初
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The Roundup: No Way Out(英題)(2023年製作の映画)

3.9

【Cyber Club】

『犯罪都市』の第三弾。
もはや『犯罪都市』シリーズじゃなくても良くね?という感じでマブリーさえ暴れてくれれば満足という最強シリーズな訳だが、今作はアクションとコメディシーン
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.2

【Chai Tea】

〈感想動画〉
https://youtu.be/cKdHOXzVwYA

前作でも披露した衝撃的な映像技術と作画は、さらに新たな高みへと登るスリリングで視覚的に最高傑作と言うべ
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

【Under the sea】

〈感想動画〉
https://youtu.be/yAkYg9EQAZ0

海の映像美。水中で髪が靡く描写はもう本当に水中で撮ってるのでは?と錯覚する繊細さに驚く。
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

【Family】

〈感想動画〉
https://youtu.be/FGcnj-NI3s0

もうよく分からん。
『スカイミッション』以降もうどうでも良くなってしまったシリーズだが、その酷さが更に増し
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トーゴー(2019年製作の映画)

3.7

【They stay with you as long as you live】

1925年アラスカ。血清を届けるため犬ぞりの飼い主とワンちゃん達が奮闘する実話。

幼少期からの類稀なる才能と好奇心
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.4

【Rocket Raccoon】

〈フル感想動画〉
https://youtu.be/6DOxNPi-j5s

感謝しかない。映画界全体を通しても久しぶりに綺麗に揃った最高の3部作となった。まさに最
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Beau Is Afraid(原題)(2023年製作の映画)

3.4

【Do you want the truth now?】

母を訪ねて三千里。

A24がアリ・アスターに自由に作らせた結果…。もはや世界中の誰も理解出来ないような作品を作る事を目標にしているのかもし
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

【行ってきます】

現実世界をベースにしながらSFファンタジーとして、またジブリ的なキャラクターと恐怖演出をとり、東日本大震災を風化させてはいけないという想いがこもった一作であったなと。長編過去2作品
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.8

【You don’t look so good, mom】

『死霊のはらわた』のリブート版最新作。

後半からクライマックスにかけての怒涛の大出血パラダイスは観る価値十分あり。

個人的に悪霊ものは
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死霊のはらわた(2013年製作の映画)

3.7

【私を連れ出して】

再鑑賞。
サム・ライミ監督『死霊のはらわた』のリメイク版。

ライミ版の『死霊のはらわた』のベースラインを引き継ぎ、ユーモアなしで送る超弩級スプラッタホラーといった感じの仕上がり
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死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット(1993年製作の映画)

3.4

【これがショットガンだ】

再鑑賞。

『死霊のはらわた』第三弾。
前作で中世にタイムスリップした主人公が再び悪霊と戦うホラーコメディ。

81年の『死霊のはらわた』が公開された当初誰がこのような派生
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死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

3.5

【魂を吸い取ってやる】

再鑑賞。

前作『死霊のはらわた』とは大きくストーリーが繋がらないセルフリメイク的な立ち位置にいる『死霊のはらわたⅡ』。ジャンルで言えばホラーに入るが、摩訶不思議なライミワー
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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.4

【今度はパパと遊びたいな】

再鑑賞。
S・キングの傑作を映画化。
ゲイジ役の男の子がひたすら可愛く、演技も頑張ってる。お葬式のシーンはなかなか苦しいものがある。

※猫好きは注意

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