完全自己満足でお送りする不定期企画『レビュー0件映画を鑑賞してみた』
これはFilmarks内で未だレビュー投稿のない作品をあえて鑑賞し、レビューを書いてみようじゃないかという、無謀かつ誰得な企画です。
とりあえずのルールとして、Markされていても、レビュー欄が空欄だったり、あったとしても「記録」や「過去鑑賞」のような、レビューとは言い難い内容の書き込みもレビュー無しとみなします。
さて、今回鑑賞した作品は……
『ガンランナー』 LDで鑑賞。
1989年 アメリカ サスペンス 先客7名様
時は1926年。恋人を殺された悲しい過去を持つ孤独な男テッド・ボーヴィアンは、恋人の復讐を果たすため、中国で銃の密輸人として裏の世界で生きていた。しばらくして母国に舞い戻った彼だったが、中国と違って警戒が厳しく、思うように目的が果たせないでいた。
そんな折、偶然知り合ったナイトクラブの女性経営者モードの手引きで、銃の売買取引に応じてくれるギャングとの接触に成功する。だがこれは、モードと政界のボス、」ウィルソンの仕掛けた罠だった。一転してギャングと警察に追われる身となってしまったテッド。果たして彼の運命やいかに。
本作はケヴィン・コスナーが『アンタッチャブル』でトップスターの仲間入りを果たした後に主演を務めたサスペンス・ドラマ。なので、製作年の表記は誤りです。1984年ではなくて1989年度の作品です。
はっきり言って、ものすごく地味な作品。そして暗いシーンが多く、誰が誰だか、何をやっているのかわかりづらい。黒幕のやりたいことも、いまいちピンとこない。主人公の恋人が殺されたという設定も、ストーリー上全く関係ない。終始テーマが掴みきれなかった。
ただ、寡黙な一匹狼を演じる若かりし頃のケヴィン・コスナーはさすがの男前。そんなイケメンな彼を見たい人向けかな。
どうでもいいけど、石破茂にそっくりな中国人が出てくる。