アラシサン弐

ロッキー5/最後のドラマのアラシサン弐のレビュー・感想・評価

ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)
3.8
ラジー賞ノミネート作品な上に各所で黒歴史扱いされてるということでどれだけ酷い作品なのかと身構えていたけど、確かに前作までの熱さを期待すると肩透かしを食らう部分はあるけど、むしろ個人的には広いスケールから狭い世界に収束していく好きなタイプの作品だった。

マンネリ打破を目的にテコ入れしたら変な方向に着地してしまった愛すべき駄作といったところか。

アメリカンドリームの象徴たるロッキーに資本主義者が近寄ってくるのは、低予算映画で天下を取ったロッキーシリーズに映画産業が飛びついていて大きくなっていったメタファーにも感じる。
アラシサン弐

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