鹿shika

ロッキー5/最後のドラマの鹿shikaのレビュー・感想・評価

ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)
3.5
KOを決め、ソ連から帰ってくるも、脳に障害を患ってしまい、引退を余儀なくされる。さらに破産と、ボロボロに。そこで自らがトレーナーとなり、若手の選手の育成に着手する。

なーんでロッキーって成功した後、いつも不幸に苛まれるのʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ
なんで億万長者から、最初の頃まで転落するのʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ
妻も子どもも振り回されすぎなんよ!本当に可哀想!
今回はロッキーは何も悪くないから、もっと可哀想!

でもやはり、ボクシングは危険なスポーツだよ、、
死ぬことはなくても、怪我などや、長年の損傷による後遺症が100%伴う。
しかし引退させてもらえない。
そして破産しているから、働かなければならない、、
また、恩師も親友もライバルも、全員亡くしてしまった。

『ロッキー3』で完結の予定だったが、予想以上の大ヒットにより、シリーズがここまできた。
『ロッキー3』で終わりで良かったのでは?と言う人がかなりいると思う
今作は原点に戻るような造りで、生まれ育ったフェラデルフィアへと家族で戻る。

私は今作が一番ボーッとしてしまった。
いつも通りある、試合シーンがなんとストリートファイトなのだ。
今までと違う。というものを見せたかったのだろう。
しかし、ボクシングのルールを超えて、締め技があったり、ジャーマンスープレックスまでしてしまうのだ。
もはやプロレス、、
確かに”ロッキー”は「プライドと尊厳のために何度でも諦めずに立ち上がる漢」を描いており、それを表現しているのが”ボクシング”だったのだ。
”ボクシング”でなきゃダメ!と言うつもりはないが、『ロッキー5』まで来てボクシングじゃないのが、少し残念なんだよな。

しかし自分の中に生きているミッキーとの語りのシーンは、
そりゃあもう!激アツのシーンだったさ!!
さあ!メモったから存分に見ていってくれ!

「生きる目標を失ったら 人間はくたばっちまう。
友達を失い、生きがいを失い、ついには何もなくなってこう言う。
「何のために生きてる 俺は無駄な人間だ」
お前は俺の生きがいだ。長生きして お前が成功するのを見たい。
それまで俺は頑張るぞ。
お前に全てを教えてから俺は死ぬ。
リングの外でも 立派な人間になってみせろ。」
鹿shika

鹿shika