「4」が飛んだように思われる方がいらっしゃるかもですが、既にレビュー済なんです💦
さて今作も再鑑賞ですが、観直すと色々発見しますね。
先ず、監督がスタローンではなく、「1」の時のジョン・G・アヴィルドセンに戻ったんですね。
どういう事情なのか?スタローンが単に多忙になって監督までこなせる時間が無くなったから?
話のメインは、ロッキーが引退してトレーナーとなり新人を育てること。
そして、ロッキーと息子ジュニア(スタローンの実子セイジ・スタローン)の父子物語となってます。
------ネタバレあり------
モスクワで行われたイワン・ドラゴとの試合で勝利したロッキーだったが、その試合後すぐに身体に異常を感じる。
震えが止まらなくなり、エイドリアンに死の恐怖を訴えるところから始まる。
病院の検査では脳がダメージを受けていることが判明し、エイドリアンに試合はもうやめて欲しいと言われて受け入れる。
その後、ポーリーが経理士に白紙の委任状を渡したことで、突如財産を失ってしまう。
引退、破産、自宅の競売で、かつてポーリーが住んでいた下町の家に舞い戻る。
息子ジュニアは転校となり気が沈むが、「俺たちはチームだ!」の父の言葉を信じ、イジメにも遭うが我慢している。
そんな時、オクラホマから出て来た若いボクサー、トミー・ガンがロッキーに直訴してトレーナーを懇願する。そんな気はサラサラなかったロッキーも、トミーの素質を見抜き、そこに自分を重ねるように鍛え上げることに力を注いでいく。
しかし、大切な息子ジュニアの寂しさに気付いてあげられず、不良になっていく気の毒なジュニア。
結局、トミーはプロモーターに引き抜かれ、ロッキーは裏切られる結果になる。
愛弟子も息子も離れてしまう憐れなロッキー。
挙げ句の果て、街中でグローブも付けずにトミーと殴り合いの喧嘩になるって...ストリートファイトして終わる元世界チャンピオンが切なくて😖
三流ドラマに成り下がった感じが否めず😔
全くの好みになってしまうけど、トミー役のトミー・モリソン(元ボクサー)に最初っから親近感を持てないし、そんな人の試合風景を観ても感動しないし。
ラストは父子でお互いに分かり合え、フィラデルフィア美術館のロッキー像まで一緒にジョギング🏃🏼するのは良かった💞
セイジ・スタローンは当時13歳かな?演技は上手だったのに...
36歳で早逝してしまい残念です😢