筋肉的キリスト教徒

突撃の筋肉的キリスト教徒のレビュー・感想・評価

突撃(1957年製作の映画)
4.4
『我々は何と闘っているのか?』
今作で登場人物が対峙するのはドイツ人ではなく、己の人間性そのもの。
戦争映画ながら、敵であるドイツ兵士の姿は一切描かれない。

酒場の兵士たちが人間性を取り戻す感動的なシーンが好き。

ラストの締め方も戦争の不条理さを思い知らされる。