突撃の作品情報・感想・評価・動画配信

「突撃」に投稿された感想・評価

honmosuki

honmosukiの感想・評価

4.0
キューブリックの戦争映画。戦場での作戦遂行についての軍法会議を中心に描く。序盤の戦場で飛び交う銃弾、激しい爆撃。カーク・ダグラスは正義感のある将官役でかっこいい。歌のシーンではビルマの竪琴を思い出した。戦争の不条理を感じる作品。
光幸

光幸の感想・評価

3.3
冒頭が1917でしたね~笑
もっと戦争するかと思ったら序盤だけでした。この頃からキューブリックお得意の一点透視図法を使ってます。
カーク・ダグラスはこのあとスパルタカスにも主演しますが、キューブリックは同じ俳優をあまり使わず、あとはピーター・セラーズとスターリング・ヘイドンくらいか
2020年114作目

あぁ無情。

戦争というものがどれだけ理不尽かを
私でも分かるように上手く構成されている脚本。
そして見るたび印象に残るシンメトリーの構図。

良くない見方だなと思いつつも、
キューブリック監督というだけで、
普通以上に期待して見てしまいました。
なのでキューブリック監督基準だと、
物足りないなーという感想です。(笑)
mai

maiの感想・評価

4.1
キューブリックの才能が直接的に光る作品で、人間の手による戦争の惨さをそのまま描いてました。

かなり後味が悪いのが特徴ですね…。
前半は突撃するシーンを長回しを使って撮り、戦争自体の辛さを描きます。迫力があったし、会話自体も緊張感があって良かったです。
そして、後半の裁判がこの映画のメインです。
弁護をした上官の言葉が全てです。
「フランスのプライドに傷をつけた」ような大義名分ふりかざして、罪のない下っ端の部下を平気で処刑しようとする他の上官たちに「彼らは勇敢だった」と伝え、彼らに人間としての慈悲を求めます。
「愛国心は悪党の口実だ」
という言葉は芯をついてて刺さりました…。
そして、裁判・処刑まで終わり、胸糞だった上官も告訴によって役を解かれ…このまま「The End」に流れ着くのかなと思ってたら、サプライズ的に入った合唱…最後の最後ですごく感情揺さぶられました。
そして、それを目にした上官が、合唱中の兵士達を呼びに来た者に対して「待ってやれ」的なことを言うわけですよ…上官たちの散々な「自分可愛さゆえ」の酷すぎる行動を見せられた後で、それに犯されたように酒場で囃し立てる兵士たちが、涙目になりながら合唱するんです。

カメラワークとか画角とか…演出のこだわりに関してはさすがキューブリックと言いたくなる完成度で、映画が「戦争」をテーマにした硬派さの分、より一層その巧さが際立ってました。
そして、カット割も良くてテンポも良い。
全編通してかなり後味の悪いものなのですが、それでも観れてしまうのは、そういう巧さにあるんだろうなぁと実感しました。

キューブリックの映画の代表作と言われるところは、派手さや斬新さが前面に出てるので、それが持ち味なのかなと思ってたのですが、そもそもの話そういう映画をみんなが観れるものにできるのって、演出に関する巧みさがあってこそなのだろうなと思いました。そういう演出ができてしまう、やっぱりキューブリックは天才…!
キューブリックは戦争映画もこんなに面白くできるのか……。とにかく人間撮るのが上手い。なんと言っても軍法会議が良い。裁判ものとしても秀作では?
Soh

Sohの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

無情
ラストシーンで溢れ出す
「ドイツの弾が嫌ならフランスの弾をくらえ!」

軍法会議がメイン
やっぱ士官と歩兵の間には温度差あるもんだよなぁ。企業で自分ら下っ端はこんな目にあうんだろうなぁやだなぁ
「確かに不可能だった。我々の判断ミスだろう。だが、頑張れば奪えたのではないか?」
まみ

まみの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

「愛国心をなんと言った?」
「悪党の最後の口実だと…」

「ドイツの弾が嫌なら フランスの弾を食らえ!」

「ゴキブリだ 明日おれたちは死ぬが こいつは生きてるんだな 人は死に虫は生きる」


少数人数の人の撮り方にキューブリックっぽさ
処刑の構図もすごいきれい
戦争への胸糞上手くて私は好きだけど監督の信者にとっては物足りないんだろうな
匍匐前進の時の太鼓の音
1917が相当意識したらしいキューブリックの戦争映画。こちらも長回しで有名らしいですね。

前半の突撃シーンは、かなり良かったです。モノクロの良さが出てました。
後半は割と会議などの会話メインで、これもなかなかアツかったです。

ラストは、フルメタルジャケットを感じさせられました。
素晴らしい。
この時代に戦争の無情さをここまで克明に描くことができるのか。
カラーに見えるぐらい、それぞれの人物が丁寧かつ繊細に描かれていた。
第一次世界大戦(仏独戦)にて当時の仏軍の卑劣さや汚点を描いた映画
前半のワンカットを多少用いた塹壕戦は非常に見やすくキューブリックらしい構図が光った
後半の裁判以降は胸糞悪く軍が兵士を消耗品や欠陥品としか見てない残虐さが印象に残った
後のキューブリック同ジャンル作フルメタルジャケットとも少し通ずる所もありおすすめ
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