マチダ

シェラ・デ・コブレの幽霊のマチダのレビュー・感想・評価

シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)
4.7
最近まで幻だった映画。
ヒッチコック『サイコ』の脚本家が監督する歪な演出のシュールな幻覚ホラー。
同時期のアントニオーニの作品っぽさもある様な気がする。(ラストの自動車の向かう先と運転する女性の髪型からアントニオーニ『赤い砂漠』の一場面を思い出したので調べたら、『赤い砂漠』が9月公開で本作は11月制作開始らしい。本作と直接関係ないけど監督が脚本したヒッチコック『サイコ』もアントニオーニの『情事』と同じ60年6月に公開され、偶然、主人公と思われた人物が消える展開をしてる)
モノクロ映画でアヤワスカの話してるの初めて見た。
扇風機浴びながら観てたので風の演出のとき映像と少し一体になれて面白かった。
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