kurt

シェラ・デ・コブレの幽霊のkurtのレビュー・感想・評価

シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)
3.0
公開当時は恐ろし過ぎて上映禁止とか史上最も怖い映画等言われ、現存するフィルムが2本しか無い為、観る事が難しい幻のホラーという作品。噂の真偽は不明ながら、レアな作品がアマプラで観る事が出来るとの事で鑑賞。

ストーリーは盲目の夫のところに亡くなった母から電話が掛かってくるという現象の調査を、妻から依頼された心霊研究家が追っていく話。

公開当時は恐ろしかったかもしれないと思われる描写もちょいちょいあるが、今観るとさすがに全く怖くなかった。笑 ホラーというよりミステリー、サスペンスの要素が強く、次第に明らかになる真相の方は中々の見応え。
今となっては特に真新しいものではないが、白黒の時代にこのストーリー展開は素直に感心。

噂は言い過ぎな感じはあるが、レアな作品を観る事が出来たという満足感はある作品でした。
kurt

kurt