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シェラ・デ・コブレの幽霊のオニオンのレビュー・感想・評価

シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)
4.5
ついにブルーレイで購入しちゃいました。

2020年8月現在、日本語字幕及び吹き替えのあるものは制作されていないので、全編英語で視聴しました。

白黒映画でのホラーというと、『フランケンシュタイン』や『魔人ドラキュラ』、『サイコ』など、シリアルキラー系が多いのですが、本作は『呪怨』や『リング』のような、ジャパニーズホラーの系統のホラーです。

上映禁止や観た人にトラウマを植え付けると有名ですが、「古い映画だから大したことないだろう」と内心思う人が多いと思います。
確かに演出は古さがありますが、幽霊がバリ怖いです。
そりゃ当時は上映禁止になるわと納得の幽霊です。

本来は続編を作る予定だったらしく、次回作の布石となるブロンド美女など出てきますが、結果はご存知の通りです。
ホラー要素は勿論のこと、『ポワロ』のような古き良きミステリーも楽しめるため、お蔵入りになってしまったのが現在でも悔やまれます。


内容についてはなんとなくでも伝わりますが、ネタバレ無しの事前情報として、登場人物について知っておくとわかりやすいです。
今後観る方用に、下記に残しておきます。

【登場人物】(ネタバレなし)
ネルソン・オライオン …… 主人公。建築家 兼 心霊調査員
ヴィヴィア・マンドール …… ヘンリーの妻
ヘンリー・マンドール …… 盲目の富豪
ポーリナ …… マンドール家にやって来た家政婦
マリー・フィンチ …… オライオン家の家政婦
ベネデイクト・スローン …… ネルソンの友人?(よくわからない)
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