調伏系V魔虚羅

スケルトン・キーの調伏系V魔虚羅のレビュー・感想・評価

スケルトン・キー(2005年製作の映画)
3.5
古屋敷で重病の老人の看護をする事になった介護士。老人の妻である女主人から屋敷全ての扉が開けられる鍵を渡されるが、開かずの呪われた忌わしき部屋が一つある事に気付く。
過去の因果を断ち切ったとて待受けるのは絶望、ただそれのみ。長年、虐げられてきた者達の怨念はやはり強かった。
所々、チープに感じる安っぽい演出が目立つがこれはなかなかに面白い。ホラー映画というよりスリラー映画の類だったが、いい感じに引き込まれるひねられた脚本が素晴らしい。意外と社会派なホラーという印象を受けた。何とも言えない後味の悪さを残す、所謂胸糞映画に分類されるホラーなんじゃないだろうか。
調伏系V魔虚羅

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