あっという間の110分でした！
まず冒頭から、映像のクオリティに圧倒されました。
同じFF関連の映像作品であるアドベントチルドレンよりも、よりリアルになっていて、実写映画を見ているのではと錯覚してしまうほどでした。
それほど現実感のある世界だったのですが、そこで繰り広げられる魔法などのファンタジー的な演出、エフェクトに、世界観が損なわれたり、違和感を覚えたりすることがない、ということにも驚きました。それくらいにリアルでした。むしろ実写を超越していると言ってもいいかもしれません。
ストーリーも、大体の流れはわかりやすかったです。もっとニックスの過去や生い立ちを映像で見れたら、更に感情移入しやすかったかなあと思う部分はありますが、「ああ、FF15の裏ではこういうことが起こっていたんだ」ということを知れただけで、ゲームをやるときに、また違った印象をノクティス含む登場人物たちに抱けると思います。
ゲームのPVでノクティスたちの楽しそうなキャンプシーンばかりを見ていたせいか、映画で改めて知った彼らの背景の重さに驚かされました。
そして個人的には、下村さんの音楽がすばらしかったなあと思います。いくつか印象に残っているシーンはあるのですが、曲もあいまって、下村さんの音楽が流れているシーンは特に強く印象に残っています。
ゲーム発売よりも一足先に、FF15の世界を感じることができます。そして何よりも、この映画を見ることで、FF15本編のノクティスたちの旅への見方も変わるはずです。
FF15をプレイする予定、またはFF15に興味がある、という方にはぜひ、見ていただきたいです。
