ぬぬ

KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XVのぬぬのレビュー・感想・評価

KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV(2016年製作の映画)
4.0
FFならではの用語の数々は抑えて、世界観も本編を全く知らなくてもそれなりに理解はできるようになっている。
やはり今回はFFⅦアドベントチルドレン以上に映画的に、ドラマよりになっている所がポイント。それを抜きにしても圧倒的な映像美に酔いしれる。

本編FFXVのワープアクションはKINGSGLAIVEでも健在で、ILMもビックリな素晴らしいVFXに進化。
しかし、めまぐるしいカメラワークや派手すぎるエフェクトのせいで間違いなく目が追いつくことはない。
そもそも今作は編集がかなり雑で、フェードや暗転の連発が目立ってテンポを悪くしている。制作側がゲーム会社だからこんなミスがあるのかと思ってしまう。素材はゴージャスでも一歩映画に近づけないもどかしさがある。

それでも FFを観てる感覚さえ失うほどパワーのある作品なので洋画ファンにも是非観てもらいたい。
エンドロール後のおまけ映像は一気に現実感に戻されるので注意が必要。
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