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コントラクト・キラーのkazunのレビュー・感想・評価

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)
4.0
ロンドンの水道局を解雇されたアンリは突然解雇され、自殺を図るも失敗。殺し屋に自分の殺しを依頼する。

アキ・カウリスマキワールドでした。

印象的なシーン
・水道局での地味なのけ者感
・屋上の鉢植えの水やり
・退職金代わりの金時計(5ポンド)
・ガス会社のストでガス自殺失敗
・「ホノルルバー」入店で注目
・花瓶を見るマーガレットと殺し屋
・殺し屋と医者が酒を飲む
・ジョー・ストラマーの歌
・フレンチバーガーは不味そう
・殺し屋と娘

殺し屋はなぜさっさと殺さなかったのか…この仕事をやってもやらなくても自分に未来がないのでやらなかったのでしょうか。

それにしても、監督の作品でいつも思うのが、女と出会ってすぐ恋仲になるのが強引というか、動機が弱いんですよ(笑)
今回の花売りは顔は整っているけど年増なので特にそう思いました。
別に若くて美しい娘がヒロインである必要は全然なくて、面白いから問題はないですよ…。

「祖国を捨てるのか?」
「労働者階級に祖国はないわ」

ジョー・ストラマーといい、監督にはパンク魂があるようです。
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