しちれゆ

太陽が知っているのしちれゆのレビュー・感想・評価

太陽が知っている(1968年製作の映画)
3.7
ロミー・シュナイダー映画祭にて
ロミー、アラン・ドロン、ジェーン・バーキンを愛でる映画。
アラン・ドロンの映画は1960年『太陽がいっぱい』の大ヒットにより『太陽はひとりぼっち』(1962)そして本作『太陽が知っている』(1969)と邦題は太陽のナゾの擬人化。日本の配給会社よ…😔(ヘラルドかな?懐かしー)けどさ、殺しは夜なのに太陽が何を知っていると言うんだい?🤔

そして本作はロミーの映画というよりアラン・ドロンの映画。美しさゆえ女には不自由しないけれど人生の成功は手中に出来ずモーリス・ロネ演じるハリーに嫉妬しそれが憎悪に変わり、ついには・・。墓地に向かい歩くドロンのサングラスをかけた姿が翌年の『ボルサリーノ』に繋がっていくよう。
18歳設定のジェーン・バーキンはいつも口をポカンと開けていて少々アホっぽい🙇‍♀️
彼女とロミーのワンピースや水着は一世を風靡したクレージュ。レトロ可愛い60年代ファッションも見どころです。
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