みゆ

パンチラインのみゆのネタバレレビュー・内容・結末

パンチライン(1988年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公 スティーブン演じるトム・ハンクスが割と嫌な人で、自分は医大生、賢い、お笑いのセンスも良いシニカルな自信家。オットーより前はこういう皮肉屋のトム・ハンクスって珍しいかも。でも親と対立しても夢を追う、熱い面も見え隠れしてる。
そんなスティーブンが、平凡な主婦のライラを好きになる。一見、不思議だけど、同じ夢を追ってるから気になり始めるのは何となく分かるな。
最初、ライラのネタは全くウケないけど、スティーブンのアドバイスで観客いじりを覚えて、どんどん笑いがとれるようになる。そうこうしている内に、年齢や互いの環境の差を超えて惹かれ合う。スティーブンはライラの才能を認め、もっとお笑いの道を極めようと誘う。お互いが好きで、一緒にずっと夢を追いたい、そんなシニカルコミカルなスティーブンの愛情表現が好きです。
ともあれ「雨に唄えば」が良かったし、若い頃のトム・ハンクス、アンドリュー•ガーフィールドと似てるな…。
ウトウトしながら観た映画だったけど心地良くとても良い映画でした。
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