シャワー

ベトナム戦争末期
アメリカにあるベトナムキャンプを舞台にした異色の戦争ドラマ

絵

祖国かそれとも、、

難民
いろんな葛藤があります

アメリカ人との交流

重たい話
人間模様が良い

ロマンスもあり

雰囲気ありました

ベトナム戦争が終わるころ、カリフォルニア州にあるペンドルトン基地（海兵隊）で難民を受け入れていたとのことで、そこが舞台のヒューマンドラマ。
最初、ベトナムにある難民キャンプだと思ってみてたのでピンとこなかったが、わけわかってからは俄然面白くなる。
・混乱の中、逃げてきたので家族と離れ離れになっていることがめずらしくない。（尋ね人の掲示板がある）
・共産主義者が勝ったベトナムにはもう戻れないひとたち。
・身元引受人が現れたら退出するが、それまでは基地の外に出られない不自由な生活。
・基地の外の生活が不安で、なるべくなら留まりたいと思う難民たち。
・一夫多妻制のベトナムや、食生活の違いなど。
・次々と難民が送られてくる基地側の苦悩。
おそらく本当にあったことがベースになっていてドラマが重厚。
作中「リトルサイゴン」は、日本でいう「中華街」みたいなもので、ベトナム系アメリカ人が集まっている地域のこと。カリフォルニアではオレンジ郡とサンノゼが有名。
あまり扱われることがないテーマだったのでとても興味深く見た。
主人公のロマンスと、子どもと親の再会で締めくくる。
面白かった。

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