じじ

カラー・ミー・ブラッド・レッドのじじのレビュー・感想・評価

3.3
1965年の作品

そこそこ売れている画家のアダム
個展が開かれファンも多いが批評家に『色の使い方がよく無い』などとボロクソに言われてしまい怒り狂う
しかし自分でも分かっていた
どの絵の具を使ってもしっくり来ない赤色…
悩んでいると恋人が指を切ってしまいキャンバスに血がついて閃く
この色だ!
恋人に血をくれと頼むが絵を描くには少なすぎる
自分の指を切り塗っていくが途中で倒れてしまう
アダムは究極の絵を完成できるのか?


今だとありがちなストーリーかもしれないが
1965年にこのアイディアは斬新だったのでは?
この絵の中で彼女は永遠に生き続ける
あの○○は空っぽの貝殻だ
アダムの自己中が分かる言葉…
じじ

じじ