ヒラリー

カラー・ミー・ブラッド・レッドのヒラリーのレビュー・感想・評価

2.6
ハーシェルゴードンルイスによる血の三部作、最終作
スランプに陥ったアンリは製作中、妻の指先から流れる血に目をつける。
その血の赤に魅せられるようにキャンバスに妻の手を押し付ける…
まぁこの辺りでその後を察したよね。
妻の指先だけの血では足りぬ、もっと、もっと、血をくれぇ!!!!!と目つきがおかしい。
腹かっ裂いて血を絞り出すシーン、牛の乳のような動作にこれは内臓なのか…?みたいな顔してしまった。
明らかに様子がおかしいのをまるで悟りの境地のように、スランプ脱出、才能開花と言わんばかりに絶賛する外野も外野じゃん。
にしてもどの絵画もヤバい(悪い意味で)し芸術ってなんなんだろうなって自問自答してしまった。

血の三部作だと2000人の狂人が一番面白かったかな。
ヒラリー

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