リキッドルームのライブシーンだけで良かったのではないか。その前のインタビューの所がすごい雑というか「自分には関係ない遠い世界の出来事」のようにしか思えなかったし、事実寝た。プロローグ版の方が出てくる人たちの内情みたいなものが感じることができて良かった。監督はこの映画を「出てくるバンドやアイドルたちを知らない人たち」に観てほしいらしいが、これでは観ないだろう。正直東京アンダーグラウンドシーンを知ってる人しか楽しめなくないか？プロローグ版と今回のモッシュピット本編？のリキッドルームのライブシーンだけで再編集したら良いものになるかも。
好きだったシーンは、ファンたちが「このフリーパーティは俺たちが買い取ったものだから」とか「俺たちにもこのパーティに対して責任がある」とか言ってるシーン。ああいう熱量みたいなものって少なくとも今の映画ファンにはないよね。特に自分と同世代の。「別に分かってもらえなくていいし」みたいな非常に内向きな感じ。排他的な感じが映画ファンには感じるけど、彼らはただ全力でモッシュピットに向かって突き進んでいくというか。
あともう一個好きなシーンは、ライブ前に釣り銭が足りないとか機材トラブルが〜みたいなとこ。ああいうの好き（笑）
