オーウェン

ギリーは首ったけのオーウェンのレビュー・感想・評価

ギリーは首ったけ(2001年製作の映画)
2.4
どう考えても「メリーに首ったけ」に掛けてあるとしか思えないタイトル。
監督がファレリー兄弟なのも同じ。

とはいえこの兄弟はロマンスに下ネタギャグに障害者をミックスする、タブーな領域を笑いにしようとする作品が多い。
だがそれも「メリーに~」で頂点を極めてしまった。
同じようなテイストははっきりいって受けが悪い。

牛の尻に手を入れるだとか、車椅子人間に無茶をするだとか、すっかり前述の作品で免疫が出来ているので笑えない。
兄弟違いで引っ張るのもアイデア不足。
それならギリーのほうにも女を与えて、もう一混乱あるだとか作りようはあったはず。

ヘザー・グラハム自体に魅力が無いからなのか。ロマンスとしても厳しい。
クリス・クラインは見るからにアホな男を演じている。
こういう存在をもっと弾けさせないとキャスティングしたのが勿体無い。
オーウェン

オーウェン