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娼婦ケティのPerMetalPowerのレビュー・感想・評価

娼婦ケティ(1976年製作の映画)
3.7
液体、というかありとあらゆる種類の濁水が常につきまとう映画であることは明白。これら濁水の一般的な汚らわしさが意外にも外部性戦略としてのみっともなさに回収されないのは、モニク・ヴァン・デ・ヴェンの立ち居振る舞いの力と、ヴァーホーヴェンが鏡やシルエットや窓といったフィルターも適宜使いこなしているところに拠るだろう。あと、祝祭やダンス、デモ(蜂起)を撮らせてもあまり嫌味がない作家でもあるなと
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