少林寺に取り憑かれた男、ジョセフクオの少林寺映画笑
血の気が多い一本だった
清朝が少林寺を滅ぼそうと攻撃してくるという内容は新少林寺を想起させるが、新少林寺とは違って本作の僧侶は血の気が多い!笑
みんなずーっと清朝皇帝を殺せるかを考えていて、御仏の〜とか全くないのがむしろ清々しかった
そんなリベンジものなんだけどぶっちゃけそんなに面白くはなかった
その理由はいくつかあってまず一つはキャラクターが薄いこと
みんな熱血漢で坊主頭なので俳優自体を知らない人が見たら絶対混乱するだろうなと思いながら見ていた
もうちょっと弱気なやつがいたり陽気なやつがいたりとレパートリーを増やすべきだと感じた
最後いいところを掻っ攫っていく彼女も中盤全然出てこないってのもどうなんだろとも思った
二つ目にして最大の理由は高僧たちの無能さ加減!
高僧の判断が早ければもっと沢山の仲間を助けられただろうし(というかなんで緊急事態なのに試練を突破しないと少林寺を出れないんだよ!)、無罪の黄家達を拷問して謝罪もしないし、勝手に自殺するしともう無茶苦茶
正直見ている中でこれがかなりのストレスになって楽しく見ることができなかった
カンフーはそこそこで、ラストの黄家達の立ち回りとか結構面白かったんだけど前述の理由で個人的にはあんまりな一本でした