カサヴェテスの遺作にしてコメディ。
編集権をめぐり映画会社と揉めたため自作とは認めていない作品という、最後までカサヴェテスらしいエピソード。
保険会社のセールスマンが3人の息子の学費のために金を稼がねばならず、ある夫婦の保険金詐欺の話に飛びついてハチャメチャな展開になるコメディ。
慣れてないコメディを撮ってるなぁって気もしたけど、それなりにアホらしくてイっちゃってて笑える。ピーター・フォークのすっトボケっぷりがよかった。
ときどき挟む顔のアップやエンドロールの即興感はカサヴェテスらしくて嬉しくなる。
ラストの「not the end」の文字が遺作だったということもあり涙😭