No.3371
『大きな盛り上げもなく、淡々とシーンを積み重ねているところが逆にリアル』
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ほんとに地味で、盛り上がりに欠け、扱っているテーマも重いので、
見る人を選ぶ作品ではあると思うが、
かつてはアイドルであったマット・ディロンがこの役を選び、チャレンジしている点を考えると、とても画期的な作品であり、感慨深くもある。
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どん底の人間がもがき、苦しむ中で、よき出会いに恵まれ、少しずつ人生が好転していく感じは、
アダム・サンドラーとドン・チードルの『再会の街で』を想起させるし、
なんとなく『マンチェスター・バイ・ザ・シー』なんかも僕は思い出した。
『フィッシャー・キング』も比較対象として出てくるが、これは大昔に見たのであまり覚えていないw