聖者の眠る街の作品情報・感想・評価

「聖者の眠る街」に投稿された感想・評価

誰しもに物語があって
ホームレスにだって物語がある
叶わない夢だとしても夢を見るのはただだ
Zak13

Zak13の感想・評価

4.0
80sのキラキラさと90sの殺伐感がとてつもなくアンマッチで力技のむりくり感動映画。マットディロンの映画は大概安っぽくていい。ジャンク感動映画のトップクラス
himaco

himacoの感想・評価

4.4
マシュー(マット・ディロン)の純粋さに序盤からウルウル。

ビルの取り壊しにより住むところを失ったマシュー。
統合失調症を患った自称カメラマンで、フィルムの入っていないカメラを持ち歩いている。

ベトナム戦争帰りでベテランホームレスのジェリー(ダニー・グローヴァー)
宿泊所で出会ったマシューに宿泊所での心得を教え、父親のように接するようになる。

ジェリーや周りの人間は暖かく思いやりに溢れており、厳しい現実の中にも幸福感さえ感じさせる。

マシューの撮った写真が風にひらめくラストシーンに涙ポロポロ。
序盤★2.5 中盤★1.5 終盤★1

夢も希望も失い、ただその日を必死に生きるホームレスで年齢も肌の色も違うふたりが出会い、
再び夢と希望を持ち、友情を育む物語で、
テイストは良いのにそれを活かしきれていない、
人生を皮肉っているなら有りかもですが、上辺だけの『聖者』や『希望』の物語では感動もクソもない。。。

某シンガーソングライターは抑圧する大人や社会に対しての不満を『バイクを盗んだり、学校の窓ガラスを割ったり』して誤った反抗や抵抗していたが、
ホームレスだからって蔑まされたから、苛立ったからって『ガラス』を割って許される訳ではないですよ。。。

結局のところ世の中は厳しく、善悪も関係なく、弱肉強食の世界。。。
けど『生きてるだけで丸儲け』ってコトですか。。。

2017年194本目
umeshio

umeshioの感想・評価

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2017/02/23

すっっっっごいよかった…号泣してしまった。
なんて純真無垢でやさしいんだろう。ふたりの愛が眩しくて、それなのに世の中は厳しくて。やりきれない。

最近はもっぱら予め観たい映画を決めてレンタルすることが多いんだけど、久しぶりにたまたま目に入った作品を借りてみた。すばらしくよかった。最近観た映画も良かったけど、ここまで心にずんときて涙が止まらないのは久しぶり。素敵な作品に出会えてよかった。ほんとによかった。わたしも生きる。

なんて尊い物語なんだろう。とてもかなしくてやりきれないのに、この不思議な感覚。あれほど純粋で分け与えることを惜しまない、足ることを知っている人々が不遇を受ける。けど、大変な最中なのにふたりはとても幸せそうに見えるのはなぜなんだろう。すごく眩しい。あんな人に出会いたいしなりたい。
透明度がすごい映画です。わたしにとって大切な一本になった。
レンタル
都会の片隅で。
戦争帰りで仕事に失敗した男と。
統合失調症で社会に馴染めない男が。
自分たちの住む場所を作るために生きる物語。

ホームレス…つまり、家が無い人たち。
そんな彼らを描いた物語なのですが、気を許せば睡魔に襲われそうになるくらいに繊細かつ上品な作品でありました。正直なところ、最初に鑑賞したときは面白さが見出せず。二回目の鑑賞にして、ようやく良さが分かった次第。

たぶん、最初に鑑賞したときは、無意識のうちに “ハリウッド的な感動大作”を期待してしまったのだと思います。だから、物語の起伏が大仰ではないことに物足りなさを感じたのですね。

でも。
そんな人工甘味料のような演出に期待しなければ。
淡々と積み重なる日常の奥にある仄かな灯りが。
胸の奥にある蝋燭の芯に火を灯し。
じわっとする熱が、優しく身体を暖めてくれて。
もうね。思わず空を見上げたくなるのですね。
高い青空。乾いた空気。顔は冷たいけれど目頭だけは熱く。くぅ。

また、考えてみれば。
本作の登場人物たちは定住の場所がありませんが。
これは特別なことではなく。
ほんの少しだけ歯車が狂うだけで。
自分たちも同じ目線に立つかもしれないわけで。

だから、ほんの少しだけでも劇中の彼らの気持ちに寄り添って鑑賞してみると…より一層、物語との一体感を感じるのではないでしょうか。また、出来れば寒い季節の方が、より一層、彼らの困難さが手に取るように解ると思います。

そんなわけで。
年の瀬の慌しさが落ち着いたら。
持たざる人の物語も良いと思いますよ。
龍大郎

龍大郎の感想・評価

4.7
マット・ディロンはさることながら、リーサル・ウェポンのイメージの強いダニー・グローバーが最高。
ダニー・グローバー演じるホームレスとカメラマンを目指す精神的に綺麗過ぎるマット・ディロン演じるマシューの出会いと優しさと悔しさと別れの物語。
こんな人になりたい、
こんな人に出会いたい、忘れたくない、
自分の良心とか他人の見返りを微塵も求めない優しさを確かめて後悔してを教えてくれるような、僕にとっては遂行な処世術にしたい最高の一本です。
マット・ディロン主演。美術学校の苦学生と黒人のホームレスの触れ合いを描いた作品。

治安の悪いニューヨークの夜の描写や、ホームレスを収容するシェルターの殺伐とした描写がリアルな雰囲気を醸し出す。
マットディロン主演。
いつもちょっとワルでいい奴の役を演じているマットディロンですが、本作ではちょっとヘタれでいい奴の役を演じています笑

ホームレスのおっちゃんとの心の触れ合いを描いた、静かで地味な作品ですが、じんわり心に響く良作だと思います。

土曜の午後2時くらいから一人で観ましょう!
大好きなマット・ディロンの映画。DVDにて。ラスト15分くらいで凄く泣いてしまった。ダニー・グローバーとの絆が胸を打ち、なんともやるせない。正直、マシューの治癒力についてはもう少し取り上げられても良かったのかなと。2人で野菜を売る姿、見たかったです。とても良い映画!
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