ハミングバード

聖者の眠る街のハミングバードのレビュー・感想・評価

聖者の眠る街(1993年製作の映画)
3.7
聖者は存在するのだろうか。貧困や障害、そして人種差別によりホームレスになった人達が大勢存在する。そんな都会のまんなかで出会ったベトナム負傷帰還兵と精神を病む若者。二人はお互い補完し合うように生きるが、あっさりとチンピラに刺されて死んでしまう。90年代のアメリカの実状なのだろう。何故ホームレスになるのかそしてそんな環境下にありながら正直に生きるということを許されなかったマットディロン演じる若者が不憫過ぎる。
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