じょやぴぽ

サイレント・キラー/白い狂気のじょやぴぽのレビュー・感想・評価

5.0
いかにも『ハロウィン』フォロワーな映画なんですが、「精神病院から放たれた殺人鬼が精神科医と闘う」という構図まで同じです。

話の筋としては、放たれた殺人鬼ハワードを探しにジョーン先生が彼の故郷に向かいます。
そこで大学の女子寮の偉い人でハワードのママでもあるコリンズさんに聞いたところによると、まだ髪がふさふさだった頃のハワードが、知恵遅れなのを良いことに悪いお姉さん達におっぱい見せつけられたりお尻ぺんぺんされたりしてイタズラされちゃったと、そしたらどうもお尻ぺんぺんが気に入らなかったらしく、ぶちギレたハワードが置いてあったネイルガン!でお姉さん達を皆殺しにしてしまい、それでハワードは精神病院に入れられてしまったという訳なんですね。
そんなこんなで最終的にハワードは、ジョーン先生に殺されてしまうんですが、それもハワードのママであるコリンズさんと感動の再会中にです。
ハワードとコリンズさんが見つめ合ってるところを後ろからグサッと行くんです。
そしたら取り乱したコリンズさんが突然、ハワードにイタズラしたお姉さん達を殺したのは、自分だって告白しちゃうんです。
そんなコリンズさんの衝撃の告白にジョーン先生も唖然、結局そのまま映画は終わってしまいます。
でも考えてみたら酷いよね、コリンズさんのせいでハワード20年も精神病院に入れられてたんだもん。
そういや、序盤でおっぱい見せてた女の子にコリンズさんがすごい剣幕で怒ってたのは、ラストの伏線だったんだな。

とまぁ先に書いたように大量に作られた他愛もない『ハロウィン』フォロワーな映画です。
最近この手の映画に対する自分の評価がメルトダウル起こしてるんで星は5つです。

あと、邦題の白い狂気って何のこの事だろ?…