歩葉戸路素

肉喰怪獣キラーツリーの歩葉戸路素のレビュー・感想・評価

肉喰怪獣キラーツリー(2004年製作の映画)
5.0
クリスマスに堂々とレビュー投稿します。
クリスマスツリーが人間を伐採するZ級映画。

実はコレシリーズの2作目なんですよね…
しかし日本の配給会社が模擬ゆえか単品映画として売りだしました。
でも大丈夫です。ちゃんと過去作の回想で人物や物語を補完してありますのでこれ単品で理解できる映画となっています。

前作は主人公『コーディ』、植物学者『クーパー』、木こりの達人『スクィント』の3人の物語らしく、スクィントが犠牲になるも、なんとかキラーツリーを倒したそうです。
この人物関係やストーリーなんかはジョーズのパロディみたいですね。スクィントやコーディの外見なんかまんま元ネタのクイントやブロディと同じですから…オマケに名前までブロディに間違えられる始末😂
それから主人公の嫁が元クラスメイトと浮気してる設定も原作ジョーズのパロディです。嫁が主人公に浮気相手との昔の関係を訪ねられると
「大丈夫!あの人とはセックスだけの関係だったの♡」とか言います(笑)素晴らしい程のビッチでめっちゃ好きですね…しかもその元セフレからはお前の妻、ベッドで毎晩激しかったぜ?とか言われて主人公涙目(笑)
オマケに主人公は前作のキラーツリーのトラウマで毎晩おねしょをしてしまうので余計に妻の元セフレへのビッチムーブが加速してしまいます。
そんな時、現れた殺人クリスマスツリーことキラーツリーくん。木の化け物を倒し、主人公の過去のトラウマを克服できるのか?というのが物語の筋です。
結構話の筋は良く出来てます。
でも内容はしょーもないギャグが延々と続く&しょぼいCGなのでかなり勧めにくいです。個人的には好きですけどね…😅
あとキラーツリーのデザインがドラクエとかMOTHERに居そうな感じでかなり愛嬌ありますね。

クライマックスには木こり集団vsクリスマスツリーの大バトルが勃発しますので超必見です!かなり燃えます!木だけに…
それから巨大キラーツリー怪獣も出現しますのでモンスターパニック好きには中々楽しめます!…多分。
ラストに意外なオチがありまして、割りかし監督はこの映画を真面目に作ってるのでは?と感じましたね。
全編くだらないユーモアとクソCGに溢れてまして緊張感ゼロですが、愛すべきZ級映画として広まってほしいですね🙋‍♀️

クリスマス補正もあるので満点にしました。
歩葉戸路素

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