Jeffrey

虐殺の街のJeffreyのレビュー・感想・評価

虐殺の街(1950年製作の映画)
3.0
「虐殺の街」

冒頭、祝、復活祭。競馬のノミ屋、いかさまポーカー、クラブ、何者かによる殺人、自殺、グリフィス天文台、ユニオンステーション、ノースハリウッド、オーシャンパークの桟橋、ウィルシャープラザホテル。今、復讐鬼との闘いが始まる…本作はウィリアム・ディターレ監督の1950年のサスペンス映画で、この度DVDにて初鑑賞したが面白い。さて、物語は競馬のノミ屋をやっているダニーが足を洗いたがっているのを感じて自分が捨てられるのではと恐れている女友達のフラン。そんな時、ダニーはアーサーとクラブで知り合い、仲間とともに彼をイカサマポーカーで5000ドルを巻き上げる。だが他人から預かっていたお金をスッてしまったアーサーは自殺してしまう。ダニーはアーサーの自殺の責任を否定するが、仲間のバーニーが何者かに殺されたことから、ダニーにも間の手が忍び寄ってくる…と簡単に説明するとこんな感じで、狂気の復讐鬼から命を狙われる男の戦いを描いたサスペンスノワールといったところ、主人公ダニー役でヘストンが強烈なデビューを果たしたのも有名だろう。 ベンチュラブルバードのバレービスタモーテル等、カリフォルニア州サンフェルナンドバレーや背景ショットのネバダ州ラスベガスとイリノイ州シカゴの風景はいい。
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