完全自己満足でお送りする不定期企画『レビュー0件映画を鑑賞してみた』
　これはFilmarks内で未だレビュー投稿のない作品をあえて鑑賞し、レビューを書いてみようじゃないかという、無謀かつ誰得な企画です。

　とりあえずのルールとして、Markされていても、レビュー欄が空欄だったり、あったとしても「記録」や「過去鑑賞」のような、レビューとは言い難い内容の書き込みもレビュー無しとみなします。

　さて、今回鑑賞した作品は……
　『デイン家の呪い』　LDで鑑賞
　1978年　アメリカ　サスペンス　　　先客1名様

　謎めいた一族、デイン家。この一家にかかわったものが次々に不審な死を遂げる。捜査をするのはほぼ無名の私立探偵ハミルトン・ナッシュ。彼は一連の事件を連続殺人事件と推理。彼が殺人犯として名指しした人物が死亡したことで、事件は解決したかに見えたが、それはデイン家をめぐる呪われた惨劇の序曲に過ぎなかった……。

　私立探偵のキャリアを持つ作家、ダシール・ハメットの原作小説を映画化。ただ、原作とは主人公の名前が違っているらしい。

　禍々しいタイトルだけど、内容はさほど不気味ではない。何しろテーマ曲がサスペンスには不釣り合いなほど陽気。なぜこの曲にした。

　推理物なので、メインは ‶犯人は誰?” ということになるんだけど、厄介なのが登場人物の多さ。短時間のうちに大勢出てきて、顔と名前が一致しないうちに殺人事件が起こるので、ついていくのが至難の業。逆に言えば、そこさえ何とかなれば面白いサスペンスなんだろうと思う。

　どうでもいいけど、裁判シーンで頭からパンツ被ってる男がいます。

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