ちゃみろー

血ぬられた情事のちゃみろーのレビュー・感想・評価

血ぬられた情事(1949年製作の映画)
4.0
家庭の不和から酒浸りとなっている検事補が、人違いで同僚の執務室を訪れた美女と恋愛関係になり、女性の家で起こった事件に巻き込まれてしまうフィルム・ノワール。前半はやっすいラブロマンスでどうしたものかと思うが、事件が起こってから主人公が全然酒飲まなくなって別人にようにシャキッと有能になる。ファム・ファタールに言いくるめられて苦しい立場に置かれる典型的なノワール展開ではあるが、ラストはほろ苦くもある意味清々しい締め括りでダンディズムを感じる。
2020.12.26 スターチャンネル(録画)(字幕)
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