ぐり

ドラえもん のび太の大魔境のぐりのレビュー・感想・評価

3.7
映画ドラえもんシリーズ3作目!今作の舞台はアフリカ大陸の森の奥深くに存在する大魔境…常に大きな雲に覆われていて、人工衛星で確認することができなかった「ヘビースモーカーズフォレスト」と呼ばれる場所は…なんと犬の王国だった!?というストーリー。本当にこんな魔境ありそうですね(笑)魔境までの道中で出会う先住民族が話に現実味をもたせてる。私たち人間の祖先"は"猿だっただけで、もし犬が祖先で進化したとしても話せる可能性は大いにあるもんね🐶最初から何か秘密がありそうな雰囲気をまとっていたペコがまさか犬の王国の王子だったとは…と驚いてみる(笑)今作はしっかり筋が通ったストーリーだったので変な疑問を持たずに楽しめました!構成がいいね。わかりやすい伏線と、ドラえもんならではの回収方法も秀逸でした。予言に書かれた犬の王国を救う者を"10人の外国人"としたのはナイスアイディア!ひみつ道具は使い方さえ覚えれば使い道は無限大だな〜!とワクワクしました。しずかちゃん頭いいね😸壊れたどこでもドア問題をサラッと解決したのも流石でした!

そして今作から"映画ドラえもんのジャイアンはカッコイイ説"が浮上するんですね🤨自分のしたことに責任をもちそれを果たそうとする心構えが素晴らしい。戦火の中ペコを追いかける姿はカッコよかった!ペコに泣きつくシーンも子供らしくて応援したくなりました😉

「地球上の至るところをみんなが先に調べ尽くしてしまったせいで俺たちが探検できるような魔境なんてなくなっちまった(ニュアンス)」と冒頭でジャイアンが言うのも、戦闘兵器を作ってしまえば世界が滅びてしまうと考えて製造を禁止したバウワンコ一世の行動も、考えさせられるものがありますね…

ちなみに映画ドラえもん初登場の出木杉くん、案の定冒険に参加させてもらえなかった…残念🥺
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