Scratchy

時には娼婦のようにのScratchyのレビュー・感想・評価

時には娼婦のように(1978年製作の映画)
3.0
深夜になんかキマったって食べ物が食べたいというなかにし礼に「たらこスパゲッティ!」と即答する鹿沼さんは素敵だしほんとに食べたらキマるほどおいしそうなんだけど、たかがサガンを引き合いに出すくらいでほらまたキマったという仮にもエロ小説の翻訳をしているがいずれはエロくない小説を書こうとしているはずの男の語彙、始終かわいこぶった口調もおそらくキマってると自負しているだろう陶酔してる演技すべてが小沼勝とミスマッチな感じでいろいろとげっそりする。とはいえ絵沢萌子さんが出てたのも、毛皮までまとっちゃういろんな衣装の鹿沼えりも良かったし、ついつい目がいくテレビの上に陶器の皿、棚にフランス人形だかリアドロの人形だかのインテリアの清潔さもなんか懐かしいなーって。
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