doremifa

悪の力のdoremifaのレビュー・感想・評価

悪の力(1948年製作の映画)
-
70分ちょいの尺で充分に楽しませてくれるノワール。

オープニングショットのトリニティ教会をウォール街の高層ビルから映すショット。後に自身の破滅を悟った主人公がストリートを走る先に映るのも同じ教会。地べたを這いずり回るかのようなショット。盗聴器利用、からの暗闇の銃撃戦。シンプルで良い。

ジョン・ガーフィールド誰かに似てるなと思ってたけど、菅原文太とくりぃむの上田を足して割った顔。

悪徳弁護士の弟が兄の為に色々策を図るも、愛した女と殺される兄の為に自首をし悪を一掃したるで、と意気込む中々に道徳的な締め。
doremifa

doremifa