一般男性が不幸から刑務所にぶち込まれ生き抜くために何でもする映画。
自宅に侵入した泥棒がドジだった、護送車の後ろの席のヤツにダル絡みされる、刑務所内のギャングの抗争に巻き込まれる、このレベルの回避不能な不幸の連続で落ちるとこまで落ちていく。
いくら何でも不幸が過ぎるとは思うが、それによってラストのカタルシスが引き出されている。
とはいえ、刑務所モノなら同じリック・ローマン・ウォー監督の『ブラッド・スローン』の方が面白い。
プロットが似ているので本作を元にブラッシュアップされて制作されたのかもしれない。