キムトモ

真実一路のキムトモのレビュー・感想・評価

真実一路(1954年製作の映画)
4.3
初)原作未読。松竹での川島監督作品。いかにも松竹らしいなぁと感じさせる。途中むつ子(淡路サン)弟が真実一路の意味を説くシーンがありその意味を知る事ができる。その上でむつ子がとる行動(母親として生きたいのか女として生きたいのか?)の真実一路がブレてワガママに見えてしょうがなかった…最後は真実一路をやり通し亡くなる。そのお骨を持って歩くむつ子弟とむつ子娘のむつ子に対する寛容なセリフは納得させられたが、ちょっと甘くないかなぁ~と思う…助長ではあるが名作であることは間違いないと思わせる。
キムトモ

キムトモ