ゆんぶりっく

アイドル・ハンズのゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

アイドル・ハンズ(1999年製作の映画)
3.5
大量殺人を繰り返す悪霊に右手を乗っ取られてしまった怠け者の主人公!!
右手に操られて親友2人まで殺してしまうが「天の声のする方に行くのがダルかったから」「遠かったし」という理由に現世に帰ってくる彼らの無気力っぷりが最高!
生首のままマリファナを吸うシーンが見れる良作ホラーコメディです!

ヒロインが殺されそうな状況にも関わらずマリファナを優先するような彼らボンクラ3人は、右手に勝てるのか!?


ゾンビのように生き返っているのにカウチでテレビを見ながらマリファナを吸う日常を繰り返す能天気な親友2人のキャラが最高!
血塗れのきったねぇ電子レンジでブリトーを温めるし、ヤれそうな女子が殺されたのに「残念だったな!HAHAHA!」なテンションはこの映画の評価を2段階は上げる功績があります。

パーティ会場に乗り込んだ悪霊VSボンクラ三人衆!
という構図は良かったんですがもうちょい人死が出ても良かったのでは!?そこは予算の都合か!?

ちなみに右手に取り憑いたのは何者なのか、なぜこの世に蘇ったのかなんかは「こまけぇこたぁいいんだよ!!」のテンションです。
ドロイド教の除霊師も出てきますが、別に登場しなくても良かったレベルの活躍だし。
どうやったら右手を倒すのか!というラストも拍子抜け過ぎて笑っちゃった。
だが、これがいい。

DVDのパッケージではこの面白さが出てなくて損をしているような気も…
ショーンオブザデッドやタッカーとデイル同様、ドタバタホラーコメディ枠としては見て損はなかったです。
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