rur

蝶と花のrurのレビュー・感想・評価

蝶と花(1985年製作の映画)
4.0
タイ映画。うすぎたない少年フーヤンが、米の密輸に手を染めて羽振りが良くなるんだけど着ているものがジージャンにジーパン。それなのにむちゃくちゃカッコよく見えるというタイファンタジー。列車にただ乗りするために屋根に乗って、そこで歌ったり踊ったりするんだけど貧しくて、なのにどこか夢みたいな美しさ。
非情な現実と楽園みたいなところがこよりのように合わさるんだけど、最後の普遍的な幸せの提示にすごく救われた気分になりました。こういう映画、もっと見たい。
rur

rur