ザ・ムービーではなく、2001年6月にオーストラリアのシドニーで撮影されDVDとして発売された方のレビュー。

哀愁漂うピエロがホームで汽車を待ち、紙を破いて頭の上に放り投げるのと同時に同じような白い雪が降るシーンなどが頭に残っている。白い女性歌手のセクシーな歌声にやられた。彼女と観客のダンスシーンも大好き。

シルク・ドゥ・ソレイユの作品はどれも質が高いので、シルク・ドゥ・ソレイユ作品の比較で行けば、「ドラリオン」と同じく★3/5くらいかな。

アレグリア観劇前に予習。シルクの舞台演出をしているフランコ・ドラゴーヌの感性を楽しむ映画。薄暗く霧がかった残酷で美しい世界。
ショーの2時間だけは、人生の喜び悲しみ美しさ醜さ全てを込めないといけない。
実際のショーよりも哲学が詰まっていると感じたのは時代の流れなのだろうか。

過去に鑑賞。