Qちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

Qちゃん

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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト(2024年製作の映画)

3.1

ヒロアカ映画第4弾。
映画館鑑賞を熱望する5歳男児たち連れて4DXへ。
映像は平面のままで揺れるやつなんだが、未だかつてこんなに揺れたことがあっただろうか。酔って吐くかと思ったわ。

前回観たのが第一
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クロコダイル・ダンディー2(1988年製作の映画)

3.1

相変わらずのダンディーさん第2弾。今度は成り行きとはいえオーストラリアに戻る。
戻っちゃったら、もうコッチの、じゃなくてダンディーのもん。沼も密林も俺の庭。ワルそなやつ(ワニ)は大体友達(=倒せる)🐊
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.6

まず絵というか画が綺麗すぎてビックリする。最近のアニメのイラスト的美しさの炸裂感すごい。

そしてその突き抜けてポップな美術に組み合わさるのが、夏は分かるとして、俳句ってのがいいねコレ。若い子の感性で
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.8

本作の製作後に東出くんのチョンボがあったために、もう2度と作られることはないだろう「コンフィデンスマンJP」シリーズの実質的な最終回。
このシリーズ、全話面白くて大好きだったよ。。

そして本作は、た
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パタリロ! スターダスト計画(1983年製作の映画)

3.0

漫画「パタリロ!」1エピソードのアニメ映画化。原作エピソード既読。

比較的原作に沿って作ってはある。バンコランのクックロビン初参加とか、バンコランの「アホかおまえに相談するくらいなら下水のリケッチア
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地球は女で回ってる(1997年製作の映画)

3.2

マイケルケインやジュードロウ、イケメンだと「アルフィー」になって、冴えないダメ男ウディアレンだと本作になる。そんな感じ。

創作活動の中でしか上手く生きられない、やることなすことめちゃくちゃで不器用で
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俺らのペンギン・ブーツ(1992年製作の映画)

3.7

🤣🤣🤣
ばかばかっ!!バカヤロッ!!笑

おまっ、フィンランド社会の底辺労働者たちに漂う哀しみと残る希望を撮り尽くしてる名匠アキカウリスマキが、ホントどんな顔して作ってるんだよコレッ!!🤣🤣

ノッケ
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.8

青春映画として有名な本作、やっと観た。これ原題より邦題が遥かに最高よね!このノスタルジックな甘酸っぱさとか、うまい具合に予見させるとことか。

キャメロンクロウ監督の実話ベースってのが凄すぎてビビるわ
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.1

90年代を代表する青春映画の一つとして有名だが、かなり汚いって聞いて観る覚悟できずにいた本作、勢いづいて観てみた。

本当に、想像以上に無理な内容だった。。
重度のヘロイン中毒者の人生追体験。クソすぎ
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乱暴と待機(2010年製作の映画)

2.9

昔やってた予告編が拗らせてて気になってた作品。VODのどこにも無いし、やっと観られた。

冒頭すぐの美波さんが、狙いすぎた冗長すぎるタメと大袈裟な演技で、あまりにも日本の演劇のダメなところ出してたんで
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コロの大さんぽ(2001年製作の映画)

3.5

数年ぶりにジブリ美術館のチケットを手に入れ、5歳双子を連れて家族で鑑賞。

コロ、、これは結果的に大さんぽだったけど、危ないなぁ。。💦可愛いと手放しで観られる作りじゃなかった。。

うちの家族も犬飼っ
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誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

3.6

ふえー、意外と好きだった!この娼婦役のミラソルヴィノが明るくて可愛くていじらしくて、すごく好感が持てたからだわ。

突然の養子、やがて絡んでくる夫婦の倦怠期と実親の探求。娼婦の子がいい子だったから、こ
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スコルピオンの恋まじない(2001年製作の映画)

3.2

催眠術で犯罪て。宮部みゆきの「魔術はささやく」の方が10年以上早かったね😅

てかこんな男尊女卑な職場と同僚ヤじゃね?舞台にした時代設定かも知んないけど、ウディアレンの女に対する見方に腹立つ。

ラス
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さよなら、さよならハリウッド(2002年製作の映画)

3.3

「ブロードウェイと銃弾」と同じく映画作りのお話。いっとき巨匠ともてはやされた監督が10年間干されて、久々に来た大作での復帰チャンス。でもその作品のプロデューサーは、まだ未練の残る元妻と彼女の婚約者。>>続きを読む

おいしい生活(2000年製作の映画)

3.4

もはや何本観たか分からなくなってきたウディアレン映画。こちらは意外と2000年代作品だった。

邦題は、糸井重里がウディアレンにやらせた、アレですね。笑 そして色んな意味で驚くほどそれにマッチする内容
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暗殺の森(1970年製作の映画)

3.8

昔から映画通系の各所で名作名作と取り上げられつつ、どこのVODサービスにも配信がなかった本作を、やはりU-NEXTが真っ先に公開してくれ、観よう観ようとブックマークしてて、やっと観た。いつも観るまでが>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.3

キングコング単体での現状最新リメイク。コレがこの後まさかのゴジラリメイクに組み込まれていくなんて、この時点で誰が想像したであろうか。いや、たぶん製作陣たちも考えちゃいない、、いや、考えてた!!笑 なん>>続きを読む

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

4.3

ゴッドファーザーの、パート3にして最終章。再編集版。本作の結末が、コッポラが本当に描きたかった結末だそうだ。

裏稼業からは足を洗って、真っ当な事業で経済界に幅を利かせていたマイケルコルレオーニ。
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.8

オードリーヘプバーンの、「旦那が人形を預かったばっかりに…」受難劇。

ひっさしぶりのオードリーヘプバーン映画。
そして、オードリーの演技力に驚かされた!

え、ストーリーは結構強引なのに、もうオード
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.7

「ひまわり」の、より現実味ある版。

第二次世界大戦下で入隊していた婚約者を敵国のフランス人に殺されたドイツ人女性が、戦後に訪ねてきた婚約者の友人だったというフランス人男性と交流を重ねていく。

戦争
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私は、マリア・カラス(2017年製作の映画)

3.5

女性オペラ歌手の第一想起といえばマリアカラス。世紀の歌姫のドキュメンタリー。

元々ギリシャ系。顔立ちが確かにそうだよね。エリザベステイラーみたいな見た目。彫りの深い顔立ち、高く大きな鼻、大きな口、そ
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ビートルズ/レット・イット・ビー(1970年製作の映画)

3.3

ビートルズドキュメンタリー映画LET IT BEが改めてディズニープラスでやってたから鑑賞。私が観たビートルズのドキュメンタリーはeight days a weekに続いて2本目。

Eight da
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.2

最近全然映画観られてなかった間、忙しかったのもあるが、合間になに観てたかっていうと、ファブルの原作の漫画の方読んでた。

私ヤクザものはあんまり好きじゃなくて、闇金ウシジマくんとかも途中でギブした人な
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デッド・セクシー 幽霊セックス(2018年製作の映画)

1.8

ポップなエンティティー霊体的なのを想像して観てガッカリ。。

なんて安い作りだ。。なんだろう、全くエロくないAVみたいな。。怖くもなければストーリー性もない、ついでに主演3人は脱ぎもしない。

演者た
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魅せられて(1996年製作の映画)

3.1

可愛いあのコは19歳の処女。誰に初めてをあげるのかしら?に、イタリアの片田舎の村が熱狂する。年を問わず男たちはみんな彼女に夢中。女たちはそんな男たちに憎しみの目を向けつつ、美しい村と自分の現実を見つめ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.6

もう何本目かも忘れたミッションインポッシブル。トムクルーズは、何歳になってもこういう役できる、そのイケメン具合と若々しさ凄くない?そういうの良い加減飽きたり成長がないから嫌ってなって脱落する人が多い中>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.4

また中々難しい話題にスポットライト当てようとしたなコレ。。

本作自体がそう言ってるが、バービーって、会社的には今でもますます、「女の子は何にでもなれるし何でもできる」ってフェミニズムを標榜し続けてい
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My Big Fat Greek Wedding 3(原題)(2023年製作の映画)

3.7

主役の女優さんニアの身の上話な実話を自身が主役脚本で舞台化した一人芝居がトムハンクス夫妻の目に留まって映画化した「マイビッグファットグリークウェディング」の第3弾。事実は小説よりも…だね、ほんと。そし>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.7

ロアルドダール原作「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚。

内容は典型的でショボめなんだが、その内容をピッタリすぎる英国俳優たちで演じた時のマッチング具合と、マッチしすぎて生まれるリアリティからの
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.4

久しぶりの海外出張で、昔と違って離陸後も携帯や電波使えなくなった中、じゃあ仕事いいやと切り替えて機内でめちゃくちゃ映画観たQちゃんです🤗

評判良くて気になってた本作、もっとミステリー寄りかと思ってた
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.6

作為的すぎて反吐が出るこの物語。覚悟決めて仕組んでる側だけならともかく、そのシチュエーションになって、普通そんな反応にならない。マーゴもあそこまで頑張ったのにラストシーン何アレ。現実路線貫けよ。

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海底二万哩(1954年製作の映画)

3.6

ジュールヴェルヌの「海底2万マイル」の映画化。子供の頃に観てたビデオにこれの短い予告が入ってて、もう35年越しくらいでずっと気になってた作品。月日が経つの早くて怖いね。観られて嬉しいよ!

原作は小5
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ホーカス ポーカス(1993年製作の映画)

3.5

ケニーオルテガは監督作品も振り付けたダンスも、罪がなくて良いよね。

良くも悪くも、いかにもアメリカ中南部的な保守的カトリックな発想がベースの、アメリカ80sジュブナイルvsセイレムの魔女。

魔女の
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映画ざんねんないきもの事典(2022年製作の映画)

2.8

書籍で大人気の「ざんねんないきもの事典」をなんとか映画にしてみた感じ。短編3本のオムニバス形式。でもどれもあんまり残念さの小ネタにフォーカスした作りにはなっていない。

1つ目のコアラの冒険は、ウォン
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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

3.3

アキカウリスマキ監督の、まさかのレニングラードカウボーイズ2作目。

1作目以上に資本主義及び社会主義、全体主義批判。加えて今回はキリスト教批判も。

ネタが濃すぎてたまに分からない。前回の方がずっと
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

5.0

やっと、やっと観た。

男と男性優位社会に、理不尽に押し潰され、ひしゃげられてきた賢く魅力的な女性たち。

状況と反比例するように表情が明るくなって心が開放されていく2人に、もはや涙が止まらなかった。
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