のす

乳母車ののすのレビュー・感想・評価

乳母車(1956年製作の映画)
3.4
図書館で原作を読んだので見てみる。わりと複雑なお話。望まれない境遇で生まれた子供について何が幸せなのか、どう生きて行くか…自分の家族がこういう出来事の当事者になったらどうなのかと考えると重い気分になる。誰が悪者とキッパリ言える訳で無いし難しい。でも誰もがハッキリ意見を言えるのは良い事だ。

途中からは原作に無い続きの展開へと差し掛かって行く。色々とツッコミたいところはあったが主人公と愛人の弟が若さゆえに大人の事情に介入して行くのは何だか分かるような分からないような。今回もいづみさんが可愛かった。
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