乳母車の作品情報・感想・評価

「乳母車」に投稿された感想・評価

☆☆☆★★★

2010年3月19日 ラピュタ阿佐ヶ谷
石坂洋次郎原作、田坂具隆監督、
石原裕次郎~芦川いづみの三部作では、
「陽のあたる坂道」が有名だが、
私はこちらがお気に入り。
若いふたりと赤ん坊に 未来を託す、希望溢れるラストが爽やか。

九品仏のロケ地には聖地巡礼に行きました 笑
roland

rolandの感想・評価

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56年の映画。同じ年、ぼくの父も生まれている。

物語上でも画面上でも、裕次郎の醸し出す安心感が凄まじい。。
現在は東急沿線のハイソな街、九品仏の住宅地も当時は未舗装の砂利道。下駄ばきの裕次郎も走りにくそうだ。何よりも浄真寺の境内は、これが東京都内とは思えないような森厳な古社寺の趣。
かほ

かほの感想・評価

2.7
浮気しといてなんなんだあの態度は。「理解できない男性心理」というのをうまく描写していると感じた。映像白黒なのに、女の人達は綺麗に映っていて、よっぽど美人なんだろうなと思ったし、対照的に石原裕次郎はパッとしないのになんで当時あんなにモテたんだと改めて疑念が浮かんだ。
途中まで渦中の父親の顔を出さないのは、責任を負おうとしない人間性を的確に演出できている
日活には珍しい(と思う)妾映画。大好きなジャンルながら本作はどうもいただけない。

心にもお金にも余裕があって、どの女性にもいい顔をする見るからに優しいおじさん…こういう輩は油断しているとゴムを着けずに平気でセックスをするので気をつけた方がいい。この映画の宇野重吉がまさにそれで妾に赤ちゃんを作らせておきながらモヤモヤした掴み所のないことばかり言って観ている人の神経をも引きちぎる。いくら映画でもこれはないだろう。実娘からまでバカにされる本妻が可哀想過ぎる。まるで浮気される方が悪いと言われんばかり。

生まれた赤ちゃんには罪はないと本妻にも育児を押し付けようとするのも酷いな。本妻にとっては赤の他人じゃないか。

妾映画特有の粋な部分がまるで見られないうえに、そのかわり日活青春映画にありがちな青臭さが注入されていてお手上げ。

そしてとどめは芦川いづみの肌の調子の悪さだ。本作がカラーだったら大変なことになっただろう。なんてことまで言ったら八つ当たりのし過ぎか。

とはいえ、妾映画としてはダメだけど、テンポが凄く良いし観終わった直後は正直かなり面白いと思った。でも半日たった今は面白かったところがさっぱり思いだせない。
IzumiLove

IzumiLoveの感想・評価

3.7
宇野重吉にイライラさせられました(笑)
いづみさんも可愛らしく、裕次郎も爽やか。
おでこ出したメガネ姿は二人が同じくコンビを組んだ「あした晴れるか」より前にあったんだ!と思いました。

このレビューはネタバレを含みます

父親が不倫していると知った娘は、いても立ってもいられずに相手の家に行ってみるが…。

なかなかドロドロしそうなテーマの割に鑑賞後の感じが良いのは、登場人物の前向きな感じが伝わってくるからだろうか。
ホームドラマとしては嫌いではない。
父親役の宇野重吉は、煮え切らないのにあんまり嫌味がない演技に目が行くね。
父権があるようでオーラが弱いのに対して、自立していく不倫相手や妻たちの姿を見ると、この時代にあって戦後の家族観としては先取り…かまさに変化していく合間の様子といった感じがしたかな。

主人公の芦川いづみと、相手(父親の不倫相手の弟)の石原裕次郎が話を引っ張っていくけれど、若くて魅力的。
石原裕次郎はカッコイイ役どころではなく、気取らない普通の兄ちゃんといった風情で、「ああこの人は上手いんだ」と再認識した次第。

感覚的には今見ても十分、古い映画とは思いませんでした。

他には昔の関東の風景…、鎌倉駅や由比ヶ浜、東急九品仏駅が見られるのがなんだか興味深いね。
onigiri

onigiriの感想・評価

3.5
そんな落ちでいいのか?という疑問もわかないでもないが、芦川いづみの水着姿が見れたからオールOK!