すとんこ

少林寺への道のすとんこのレビュー・感想・評価

少林寺への道(1981年製作の映画)
3.0
DVD所有(レンタル落ち中古367円)

明朝末期、新進の清の勢力に追い詰められた明の将軍・志遠関の一族は滅ぼされ、唯一生き残った少龍は少林寺に預けられ匿われる。
少林寺で修行し逞(たくま)しい青年に成長した少龍は兄弟子の鉄君と共に、身に着けた「十八羅漢拳」を駆使して、仇敵・「黒い鷹」に復讐を挑むって話☆

なんかイロイロ気になるぞ。まず編集おかしない?修行中に針の壁に潰された!っと思ったら次の瞬間平然とした様子で物語が進んだり、少龍と鉄君にスポットが当てられていると思っていたら、唐突に別の門下生の修行シーンがじっくり描かれたりと頭が混乱します。
また、どう見ても女なのに男として登場し、実は女でしたな展開に、いやそれ無理あるだろ!もちっと男っぽく見せる努力せーよ!とかね。

銅人のいかにもな着ぐるみ感は、この頃のカンフー映画あるあるな造形なので、改めてあーだこーだいう気は毛頭ありません(むしろ味!)し、少林寺の大僧正の白髪眉毛が特徴的過ぎるのもチャーミングだし、肝心のカンフーアクションはちゃんとしてますしで、その辺は充分に楽しめるはず。

観てるうちに「なんの話だっけ?」と迷宮に迷い込んだ気持ちになっちゃう一本(^_^;)☆



○キャスト○
関少龍:ティエン・ポン
鉄君:カーター・ワン
陸暁鳳(少龍の許嫁):シャンカン・リンフォン
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