数多くの賞金首を地獄に落とし街からは恐れられている賞金稼ぎのミラー・コルトが牧師になって街に戻ってきた…。前歴からして世界で一番牧師姿の似合わない男がうまくいくはずも無く銀行強盗の濡れ衣着せられるは、真犯人の強盗を追った先では南軍を救助しては、南軍と共に古い砦に籠城し、強盗団との死闘を繰り広げる。
ただこの立て篭もった先の場所は水もなければ物資も少ないので、ああこれは試練の映画なんだと感じた。牧師に転職した牧師姿の似合わない男が牧師になるための。
とはいえ極限状態の中だが周りに狂っていく姿というのがあまりにない。
別にそれを目的なはした作品ではないけど、どうせならそのような部分があれば本作はより深みを増したかもしれない。
あくまで目的は試練、他への救済なのだろう。
ただ、一つとしてはこのミラー・コルト牧師がいたからこそ首の皮一枚で繋がれたとも考えられなくもない。
銃撃戦の迫力もないし、救済した元敵のゲーリーくんが結構あっさり味方になったりツッコミどころはあるし正直あんまりおもんなかったけど、
ただ砲台打って砦の扉をぶっ壊したところで強盗団がなんかの作戦かと勘違いしたのが笑ったし、確かに本作を通して真の牧師となったミラー・コルトのラストの鑑賞後の感覚は非常に気持ちが良い
