このレビューはネタバレを含みます
すごく好き。良すぎた、良すぎた。飛び蹴りというコミカルな題材を軸に淡々と過ぎていく二人の男女の物語。
「"蹴る"って、すごくイタい。」じゃあ、どこがイタい?そんな事を若い二人が手を取りながら無我夢中に走って追いかけていき、そして辿り着いた最後。これがまた切ない。彼女は彼と共に壊れ始め、壊れながら終わりたかったのだろうか。
岸井ゆきのちゃんにビジュアル含めちょっと浅野いにおさんの世界観を感じたのが個人的に好きだったのと、そしてなによりタイトルが良すぎやしませんか。結局からっぽだったんだ。